ココちゃんももう今年18歳だよね?元気で暮らしてる?
愛犬ココちゃんも今年18歳を迎えます。
食欲も旺盛で、散歩では走り、年齢を感じさせない生活を送っていましたが、今年に入って体調をよく崩すようになりました。
今日は愛犬がそろそろシニア期を迎えた頃に気を付けておくべきことをまとめます。
この記事はこんな方におススメ!
・ハイシニア(15歳以上)のパートナー(愛犬)がいる人
・愛犬が年齢を重ね急に体調を崩したことがある人
・ミニチュアダックスフンドを飼っている人
・もうすぐ愛犬が老後を迎える人
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犬の老後は何歳から?
動物の医療も発達し、ペットの寿命も延びてきました。
寿命が延びることで、老後の生活が長くなり、老犬介護をしている飼い主さんも増えました。
今日は愛犬ココちゃんもそろそろ老化が気になるお年頃になりましたので、シニア期がいつなのか、ハイシニア期はいつからなのか理解して、愛犬を上手にケアしていきましょう。
犬のシニア期とは何歳?
犬は7~8歳頃くらいからシニア期に入ると言われています。
ワンちゃんの体のサイズや犬種にもよりますが、大型犬の8歳は人間でいう61歳に相当し、中型犬や小型犬の8歳は、人間の48歳に相当するといわれています。
人間の老化と同じく、目が見えにくくなったり、耳が聞こえにくくなったり、動くが遅くなりました。
外見面で変化すること
・目ヤニが出る
・目が白く濁ってくる(白内障)
・歯がぐらついたり、抜けたりする
・足が細くなる(特に後ろ足)
・皮膚が乾燥しやすくなり、毛の艶がなくなる
・白髪が増える
・ワンちゃんによっては痩せてくる
行動(内面)で変化すること
・名前を呼んでも反応が遅い
・トイレが近くなり、おもらしする
・動きが鈍くなる
・ボーっとする時間が増える
・一日中ほぼ寝る
・散歩に行きたがらなくなり、歩くのをためらう
・ワンちゃんによっては食欲にムラが出てきて食の好みも厳しくなる
・頑固になり、喜怒哀楽の変化が激しくなる
・好奇心はなくなる
外見や内面でこんな変化があります。
そろそろ愛犬もシニア期かな~と思ったら、上記項目に当てはまることはないか、チェックしてみてくださいね。
愛犬ココは、老化現象が出るのが遅めで、16歳ころから、老化現象が顕著になってきました。喜怒哀楽は激しくなるどころか、かなり穏やかになりましたが、かなり頑固になり、気に入らない食事や寝床は拒否するようになりましたw
愛犬がシニア期を迎えた時に私達に出来ること!
愛犬がシニア期を迎えたら、元気であれば、特別何かをする必要はありません。
元気な16歳くらいまでのワンちゃんであれば、食事や散歩のスピードや体調管理に気を付けるくらいで、通常通りの生活を送れます。
愛犬ココがシニア期を迎えて私が気を付けたことをまとめます。
食事
シニア期に入ったら、愛犬が元気であっても気を付けてほしいのが食事です。
シニア期になると、食欲が減り、たくさん食べられなくなるワンちゃんも多いです。
食事の量や質は、健康につながるので、シニア期を迎えたら、食事に気を付けるようにしましょう。
主食であるドッグフードをシニア用の栄養たっぷりのモノに変える
特に主食であるドッグフードを変えてあげましょう。
シニア期を迎えたら、シニア期用のドッグフードをあげると栄養の偏りが少なくて済みます。
シニア期になると、人間と同じく、関節が傷んだり、臓器が弱まったりします。
シニア期用のドッグフードには、関節や身体をいたわる成分が含まれていますので、シニア期のワンちゃんにはおススメです。
我が家では、12歳を超えたころに、シニア用のドッグフードに切り替えました。
食が細い子には、少し食べるだけでカロリーが取れるカロリー高めのシニア用のドッグフードもありますので、ぜひお試しください。
愛犬ココは、シニアになっても食欲が全く衰えず、シニア用のドッグフードだとすぐ太るので、ダイエット用のドッグフードにささみ等のたんぱく質をトッピングして与えています。
散歩の歩くスピードと段差
食事以外に気を付けたいのが、散歩のスピードと段差です。
シニア期に入ると、散歩のスピードがかなり落ちてきます。
シニア期に入ったのにそれに気が付かないで、リードを引っ張っていると、愛犬も大変ですし、そのうち足腰に影響が来ることもあります。
シニア期に入ったら、散歩のスピードに気を付け、愛犬が好きなスピードでお散歩するようにしましょう。
また生活の中で気を付けてほしいのが、段差です。
シニア期に入ると、段差で躓く子も増えます。
室内に段差が多いと、その段差で躓いて転んでしまって、けがをするケースもありますので、そろそろ動きが鈍くなってきたな~と思ったら、室内の段差をなるべく減らし、階段の昇り降りには気を配りましょう。
シニア期に入ったことに気が付かず、段差やソファの昇り降りしているのをやめさせなかったところ、ミニチュアダックスフンドに多いヘルニアになってしまいました…。
歯磨きはシニア期も諦めない
愛犬がシニア期に入って、またシニア期を迎えたワンちゃんの飼い主さんと話していて、「シニア期も大事だな~」と思ったのが歯のケアです。
歯は人間と同様、犬にとっても大事で、歯がしっかり整っていると、それだけで健康に近づけます。
シニア期になると、歯周病になったり、歯石が原因でいろんな病気を引き起こすことが多いです。
歯石がついてしまうと、全身麻酔をかけて歯石を取る必要が出てくるのですが、シニア犬ともなると全身麻酔はちょっと控えたいところ。
歯石で悩むシニア犬の飼い主さんは多いので、ぜひシニア期を迎えても、歯磨きはしっかりしましょう。
歯磨きが嫌いなワンちゃんも多いと思います。
愛犬ココも歯磨きを嫌がり、15歳まで時々歯を脱脂綿で磨く程度の歯磨きしかしてこなかったのですが、15歳からしっかり歯磨きをするようにしたところ、歯磨きに慣れ、今では自分で口を開けるようになりました。
「うーうー」唸るくらい歯磨きが嫌いなワンちゃんは多いですが、ここは飼い主さんの腕の見せ所です。
ワンちゃんの好きな味の歯磨き粉を使ってみたり、ご褒美を与えるようにしてみたり、頑張ってワンちゃんをおだてつつ、歯磨きが少しでも出来るように、切磋琢磨してみてください。
我が家では、好きな味の歯磨きを使い、口と歯の間に歯磨きを突っ込んで、ゴシゴシしています。唇をめくって一本ずつ歯を磨けるほど大人しい犬ではないのでw、とりあえず手の感覚で奥歯までブラシで磨いています。
いくら体調に気を付けても急激に弱った時は
食事や散歩、歯磨きに気を付け、何かあったらすぐ獣医さんへ行きチェックをする生活をしていても、時にして老犬は体調を急に崩すことがあります。
かかりつけの獣医さんを見つけておく
愛犬ココは、17歳を過ぎたころに、一度激しく痙攣したことがありました。
その後、痙攣は出ていませんが、天気によって体調を崩したり、朝から寝てばかりで食事をとらなかったり、目に元気がなかったり、日によって体調に変化がある日が増えました。
ワンちゃんは、体調を崩すと急激に悪化することも多いです。
シニア期になったら、「何か普段と違う様子だな~」と少しでも思ったら、獣医さんへ行き、診察をしてもらいましょう。
獣医さんには、腕や経験の違いがありますし、相性もあると思います。
最新の医療器具をそろえて診察してくれる獣医さんもいますし、昔ながら経験と知識によって新設をしてくれる獣医さんもいますね。
ココ数年動物病院の件数も増えたので、いろんな動物病院へかかってみて、診察の様子を見てみるといいと思います。
かかりつけの獣医さんは自宅から近く、腕もいい動物病院へ通っていますが、かかりつけの動物病院がお休みの日に診察してくれる動物病院や、最新の機種を使って診察をしてくれる新しめの動物病院も一度行って診察券を持っています。
いつも以上にワンちゃんの様子を観察する
ワンちゃんは、少しくらい具合が悪いくらいでは我慢してしまう傾向があります。
なので、具合を悪そうと飼い主が気が付く時には、結構病状が進んでいることが多いです。
起きた時の様子、ご飯を食べる時の様子、歩き方や寝方、おトイレの様子など、「いつもと違うな~」となんとなくでも思う時は、いつも以上にワンちゃんを観察し、ちょっとの変化も見過ごさないようにしましょう。
【まとめ】シニア期を迎えたらコミュニケーションが大事!
シニア期を迎えたら、青年期以上に愛犬を観察し、深くコミュニケーションを取っておくことで、ちょっとした変化にもすぐ気が付けます。
私達人間より成長が4倍ほど早い為、つい老化現象を見過ごしてしまいそうになりますが、いつも愛犬の様子に注意して、健康に長生きしてもらえるようサポートしたいですね。
シニア期を迎えると、今まで以上にお世話が増えることもありますが、年齢を重ねた愛犬は、若い時以上に愛情も沸きますし、愛おしい存在になります。
ゆっくり歩く姿やのんびり過ごす姿なんて、愛らしすぎて困るほどですw
せっかくの愛犬との素晴らしい時間を過ごせるのですから、しっかり愛犬を観察し、愛情を注ぎ、コミュニケーションを深めていきましょう。
以上シニア期になって気を付けることについてまとめました。
愛犬がいつまでも元気で楽しく暮らせるようサポートしていきましょう。
シニア期を迎えたワンちゃんの飼い主さんの参考になりましたら嬉しいです。